ロンドンの大気汚染対策、超低排出ゾーン「ULEZ」

ロンドンの中心部を車で走る場合には、平日は渋滞税(Congestion Charge)がかかりますが、それに加えて2019年4月8日からは、超低排出ゾーン(Ultra Low Emission Zone)、略してULEZ(ユーレズと発音)が導入され、このエリアへ乗り入れる排ガス量の多い車両は課金されることになります。

低排出

渋滞税と同じロンドン中心部内に乗り入れる車両に限定されますが、渋滞税が平日だけとされているのと違い、ULEZは1年中適用されるのと、渋滞税と合わせて支払う必要があるといった厳しいものです。

このULEZの課金は全ての車ではなく、14年以上のガソリン車、4年以上のディーゼル車となります。つまり空気を汚染する可能性の高い車に課金されるということです。普通乗用車や、バイク、バンなどは1日£12.50。トラック、バスなど大型車は£100もかかります。違反した場合の罰金は£160で、2週間以内に払えば£80に下がります。

イギリスではディーゼル車が多いためロンドン市内は特に空気が悪く、自動車からの排出ガスの有害物質が、お年寄りや子どもたちに、喘息など健康面で深刻な害を及ぼしているとされています。ロンドンの大気汚染対策のため、今回のULEZを実施することになりましたが、告知が足りないようでまだ知らない人も多く物議を醸しています。

2021年10月からはロンドン中心部から地域が拡大して、ロンドン北部と南部にある環状道路にまで拡大するとのことです。

ご自身の運転なさる車がULEZを支払わないといけないかどうか、下記のサイトでチェックできますので、気になる方はご確認ください。

https://tfl.gov.uk/modes/driving/ultra-low-emission-zone/vrm-checker-ulez.

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ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

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