光のフェスティバル「ルミエール・ロンドン Lumiere London」

以前、東京から来た友人がロンドンの繁華街は、四六時中ネオンで照らされた東京に比べると、断然暗く感じると言っておりました。確かにロンドンには新宿、渋谷、銀座のような派手なネオンはありません。街灯の電球の種類と色が違うということもあるのでしょうが、クリスマスや新年の行事、冬のセールも終わり、クリスマスのイルミネーションが取り払われた後、街はなんとなく寂しくなります。

これと言った楽しみのない冬の暗いロンドンの夜に、もってこいの野外無料フェスティバル、「ルミエール・ロンドン(Lumiere London)」が、来年1月18日〜21日、ロンドン市内の各所で開催されます。

元々、イングランド北部のダーラムで2009年から行われているイベントでしたが、2016年に初めてロンドンでも開催され、多くの人で賑わいました。そして強い要望により2年ぶりにロンドンでも開催されることになりました。

ルミエール・ロンドン

キングス・クロス周辺の「ルミエール・ロンドン」の看板と光る鳥かご

イギリスをはじめ世界各地から集まった40人以上のアーティストたちが、ロンドンの街を光のアートで染め上げるイベントで、プロジェクション・マッピングやライトを巧みに使い、音楽や映像を組み合わせたり、熱に反応して光るなど最新の技術を取り入れ、普段見慣れた空間を全く違うものに変えてしまいます。

前回のフェスティバルでは、ウェストミンスター寺院の正面にある彫像に映像を映し出したり、ピカデリーでは交通を遮断し、通りの上空を舞う巨大な魚が現れたり、この世のものとは思えない幻想的な美しさに陶酔しました。

ウェストミンスター寺院

ウェストミンスター寺院のプロジェクション・マッピング

ピカデリー

ピカデリーの通りは歩行者天国に

リージェント・ストリート

リージェント・ストリートの建物に映し出された像

今回は、前回よりも規模も大きくなり、キングス・クロス、ウェストエンド、サウスバンク、ウォータールー、ヴィクトリアなどロンドン各所で開催されるということです。これからまた詳しいプログラムも発表さていきますので、乞うご期待です。

このイベントを企画・運営しているのは、「アーティチョーク(Artichoke)」というイギリスのチャリティ団体で、人々の印象に残るような一風変わった野外イベントを世界各地で開催しているようです。アートをシアター、コンサート・ホール、ギャラリーなどの閉ざされたスペースだけで公開するのではなく、公共の道路やスペースでアート空間を作り出し、より多くの人に体験してもらえるようにというのが目的。ルミエール・フェスティバル以外にも、歩く巨大な象と少女、ロンドン大火350周年を記念したイベントでは、テムズ川に浮かべた木造のロンドンの街のレプリカを燃やし、話題になりました。

テムズ川に浮かんだレプリカ

テムズ川に浮かんだ木造のロンドンの街のレプリカ

日照時間も短く、冬の長いイギリスではこの季節、うつ病にかかる人も多いとの事ですが、ライトを利用した治療方法もあるくらいですから、明るいライトには人々を元気付ける要素があるのかもしれません。

運良く、このフェスティバルの期間中にロンドンにいらっしゃる方は、ぜひご覧いただければと思います。暖かくしてお出かけください!

ルミエール・フェスティバル Lumiere London 2017
2018年1月18日(木)〜21日(日)
www.lumiere-festival.com
www.artichoke.uk.com

ルミエール2016の画像
https://www.facebook.com/pg/eikoku.news.digest/photos/?tab=album&album_id=1107881815897018

 

ロンドン大火から350年の記念イベント

ロンドン大火から350年 記念イベント「London’s Burning Great Fire 350」

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ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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