お得になったロンドンのバス乗り換え料金

ロンドン・バスにお得な乗り換え料金が今週月曜、9月12日から導入されました。

1時間以内での乗り換えならば、1回分の乗車賃だけで済むようにするという、ロンドン市長のサディーク・カーン氏が公約としていた政策のひとつが、実現しました。

歩ける距離でも大きな荷物を持っていたり、雨の日だったり、あるいは目的地まで1本で行けない場合など、乗り換えると2回分の料金£3.00(1.50 x 2)がかかります。3回以上乗ってしまえば、1日の上限£4.50でよいのですが、それ以下の場合には割高感がありました。このシステムのおかげで、これからは気軽にバスの乗り換えができます。2018年頃までには、1時間以内であれば何度でも乗り換えできるようしたいという計画もあるとか。ぜひ実現してほしいものです。

ロンドンの二階建てバス

ロンドンを網の目のように走っているバス

駅のチケット・マシーンには、乗車履歴(journey history)を確認できる機能もあります。早速みてみると……
やはり1時間以内の乗り換えの場合、2回目はチャージされていませんでした!

乗車履歴

チケット・マシーンで乗車履歴を見ることができます

ちなみに、ロンドン・バスには、もうひとつ便利な機能があります。オイスター・カードのチャージ分が残り少なくなり、1回乗車分にも満たないときでも、1回だけは乗車させてくれます。その場合は、カードをタップしたときに、ジジーっとレシートのようなものが出てくるので、確認しましょう。次回、バスに乗る前に駅やニュース・エージェントでチャージすると、前回の不足分が差し引かれるという仕組みになっています。

チャージが足りない場合

カードのチャージが足りなくても1回だけ乗車させてくれる便利なシステム。タップしたときにこのようなレシートが出てきます。「There was no valid pass or enough money on this card, so an emergency Oyster Fare was charged. You must top-up the card to use it again, or you could use a Contactless Payment Card in future.」

ロンドン・バスの運賃(2016年) 
1回の乗車 £1.50
1日の上限 £4.50(バスだけ乗っている場合は、これ以上加算されることはありません)

注意
ロンドンバスでは現金は一切受け付けないので、事前にオイスター・カードを用意するか、コンタクトレス機能のついたクレジット・カード、またはトラベル・カードが必要です。

オイスターカード

オイスター・カード(左)とコンタクトレス機能のついたクレジット・カード。丸で囲まれた部分のマークがついているものが使えます(右)

バス運賃表(2016年9月現在)

地下鉄運賃表(2016年9月現在)

 


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

バックナンバー

おすすめ中華レストラン「フェニックス・パレス」

当ゲストハウスからも近く、ベイカー・ストリートにある中華料理のお店「フェニックス・パレス」を紹介します。

イギリスのトイレ事情

日本の素晴らしいトイレの足元にも及びませんが、イギリスでも少しずつ改善してきたトイレ事情について紹介します。

ヨーロッパの格安航空会社、ライアンエアーやイージージェットを利用するときの注意事項

安さが売りのバジェット・エアライン(LCC)、イギリスで多く利用されているイージージェットとライアンエアーについて、注意点をまとめてみました。

リージェンツ・パークの野外劇場

ロンドンの夏の風物詩、リージェンツ・パークの野外劇場がオープンしています。今年は、例年になく暑い日が続き、お天気の心配があまりないので、野外で行われるイベントには最適の年ですね。

イギリスの病院

海外に来て一番避けたいのは体調を崩し、慣れない土地で病院へ行くことだと思いますが、イギリスでの医療システムを少し紹介します。

ミステリアスなローマ時代の神殿跡、ロンドン・ミトラエウム

金融街シティに新しく出来たブルームバーグ社のビル内にあるギャラリースペースにある、ローマ時代の神殿跡「ロンドン・ミトラエウム」を紹介します。