おすすめミュージカル「Kinky Boots(キンキー・ブーツ)」

遅ればせながら、ミュージカル「キンキーブーツ」を見てきました。

2013年にブロードウエィでミュージカルとして上演され、この作詞・作曲を手掛けたのがあのシンディー・ローパーなんだそうですね。

キンキーブーツ

劇場がたくさん集まるストランドにあるアデルフィ・シアターで上演中

このミュージカルは2005年のイギリス・アメリカ合作の映画を基にしたもので、さらにその映画のストーリーの原点は、1999年BBC2のドキュメンタリー。閉鎖寸前の小さな家族経営の靴工場、W.J. Brooks 社のスティーブ・ペイトマンが個性的な靴のブランドで会社を立て直す話からヒントを得たものなんだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/キンキーブーツ

物語のあらすじは、イングランド中東部の街、ノーサンプトンにある靴の製造工場「プライス&サン社」の跡取り息子のチャーリー・プライスが主人公。チャーリーは父亡き後、経営不振で倒産寸前の靴工場を継ぐことになります。ひょんなことから出会ったキャバレー歌手でドラァグ・クイーンのローラと共に、工場の労働者や婚約者のニコラとも、ぶつかり合いながらも信頼を築き、会社を立て直していく物語です。

最初はどんなミュージカルなのかな、と静かに見始めたのですが、どんどん楽しくなっていくのでいつのまにか身を乗り出していました。このローラ役の男優さんがとても歌も踊りもうまく、とくにスローテンポの「Not my son」という歌のときには「うーん、本当にうまい!」と久々に唸りました。

後で調べたら、このマット・ヘンリー(Matt Henry)さん、イギリスの音楽オーディション番組「The Voice」の勝ち抜き者の一人で、「ライオン・キング」、「ミス・サイゴン」などの出演経験を持つ人でした。どうりでうまいわけですね。

詳しくは、「キンキーブーツ」UKオフィシャル・ウェブサイトでどうぞ
www.kinkybootsthemusical.co.uk/

Kinky Boots

カラフルな衣装も見どころのひとつ

一緒に行ったミュージカル・マニアの友人も「ひさびさに歌唱力の平均レベルが高いのを見た」とコメントしていました。

特に、工場のチャーリーに恋心を抱く女性従業員が歌う「History of Wrong Guys」もとてもコミカル、シンディー・ローパーらしさが出ていて、とても楽める曲でした。

テンポもよく、コミカルで笑いも多く、パワフル、そして衣装はとてもカラフル、とにかく元気が出るミュージカルです。帰り際に観客のあちこちから「よかったわね」「私これ大好き、とっても気に入ったわ!」というような声が聞こえてました。

若者からご年配の方まで、年齢層もかなり幅広く楽しめる、久々に皆さんにオススメできる圧巻のミュージカルでした。「マンマ・ミーア!」のノリが好きな方にも楽しんでいただけると思います。

ミュージカルのチケットは当ゲストハウスの親会社であるゲンダイ・トラベルにて手配できますので、ご興味おありの方は是非お気軽に日本語でお問い合わせください。

ゲンダイ・トラベル
https://www.gendai.co.uk/tours/theatre-tickets.html


ウエストエンドの人気ミュージカル「ブック・オブ・モルモン The Book Of Mormon」

ロンドンば観劇やコンサートなどが好きな方にも魅力いっぱいの街です。

先日、久しぶりにミュージカルへ行ったのですが、これがかなり楽しめたのでご報告します。ブロードウェイのミュージカルがお好きな方ならすでにご存知とは思いますが、まだご覧になっていない方にはオススメです!

まずタイトルからして「え?これってどんなミュージカルなの?モルモンって宗教だし…」という第一印象かもしれません。「The Book Of Mormon」とはズバリ、「モルモン教の経典」という意味です。

The Book Of Mormon

人気の抱腹絶倒モルモン教ミュージカル「The Book Of Mormon」

モルモン教といえばアメリカ合衆国ユタ州のソルトレイクシティーを拠点とする、キリスト教の新興宗教的なものとして知られています。クリーンカットのヘアスタイル、白のワイシャツに黒ネクタイの「かちっと真面目」な彼らのイメージを、思いっきり笑いとばしてしまったこのプロダクションチームは、どうもあのアニメの「サウスパーク」の人たちのようです。

あらすじは、夢見る優等生のモルモン教主人公ケビンが宣教師として海外布教活動に2人一組で一緒になった相方はいつも脱線気味のアーノルド。凸凹コンビの布教活動の行き先は、夢と憧れとは程遠いアフリカのウガンダ。

自分の夢と理想を現地の人たちに訴え続けるがうまくいかないケビンとは裏腹に、いい加減なでっち上げの話でなぜか信者を増やす劣等生のアーノルド。ケビンは葛藤を続けながら、最後にはいい加減ではありながらも文化も習慣も異なる現地の人たちを別な形で柔軟に融合させるアーノルドのやり方に感心するようになります。最後はウガンダの人たちが改心し、布教活動のため人々の家を訪問し始めます。しかし、その手にある本はモルモン経典の原本ではなく、「アーノルド経典」になっている…!というようなお話になっています。

冒頭からいきなり笑わせて観客を引き寄せ、その後はテンポの良い歌とセリフで、時間を忘れさせるくらい笑わせ続けます。ショーの第1幕が「え?!もうインターバル?」とびっくりしてしまうほど早く感じます。

英語がちょっと不得意、あるいはカルチャー的なことにあまり詳しくないと思われる方は、ある程度あらすじを知ってからお出かけになれば大丈夫。いずれにせよ、歌とダンスだけでも十分にエンジョイできるとは思います。

抱腹絶倒!とにかく明るい、笑いで最初から最後までスピード感がすごい!そしてミュージカルとして歌も親しみやすく、覚えやすく、テンポのある歌詞とメロディーです。気づけば帰り道にずっと口ずさんでいました。

チケットがなかなか安くならない、手に入りにくい、などと言われているようですが、ご興味があれば一度ご覧になって見てください。

*Fワードや、人種やカルチャーのブラックジョーク、下ネタもかなり多いので万人受けするものではないですし、もちろん小さなお子様には不向きですので、ご注意ください!!

The Book Of Mormon
Prince of Wales Theatre
31 Coventry Street London W1D 6AS
最寄り駅:地下鉄ピカデリー・サーカス駅から徒歩3分
http://www.princeofwalestheatre.co.uk


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