リージェンツ・パークの野外劇場

ロンドンの夏の風物詩、リージェンツ・パークの野外劇場がオープンしています。
今年は、例年になく暑い日が続き、お天気の心配があまりないので、野外で行われるイベントには最適の年ですね。

この野外劇場リージェンツ・パーク・オープン・エア・シアター(Regent’s Park Open Air Theatre)は、同公園のインナー・サークル内にあり、チェスター・ロードから入ると、有名なバラ園「クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン」を越えて、トリトンの噴水の近くです。

クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン

クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン

オープンエア・シアター

劇場の入り口。ボックス・オフィスもここにあります。

中に入ると、屋根つきのダイニング・エリアがあり、もう少し奥にいくとガーデンとグリルのお店があります。ここでバーガーでもほおばりながら、開演を待ちます。(混雑を避けるために、食事もウェブから予約もできるそう)

また、イギリスのお天気はいつ急変するかわからないので、カーディガンやジャケットなどを持参することをおすすめしますが、劇場内にもブランケット(15ポンド)も売っていますので、もし忘れたとしても大丈夫です。

オープンエア・シアター

入ってすぐのダイニング・エリア

オープンエア・シアター

なかなかおいしいバーガー&チップス(£9.95 )。ベジタリアン用のフードもあり

ゆっくりと暮れていく空、セリフの合間に聞こえる鳥のさえずり、屋内の観劇とはまたひと味ちがいます。いつの間にか空気もひんやりしてきて、終わる頃にはすっかり暗くなっていることに気づき、とても贅沢な時間を過ごしたなあと満たされた気分になります。

オープンエア・シアター

6月に行われた「ピーター・パン」の開演前の様子(上演中は撮影禁止です)

オープンエア・シアター

いつの間にかあたりは真っ暗

チケットは、劇場のボックス・オフィスに直接出向くか、オンラインで購入もできます。演目により異なりますが、£16.50〜59.00(1ポンド=148円として約2400〜8800円)。小さなシアターで勾配も急なので、どこからでも見えやすいと思います。当日券もあるので、思い立ったら行ってみるのも良いかもしれません。

今年の残る演目は以下のとおりです。
7月28日まで「お気に召すまま」英国が誇る劇作家シェイクスピアの喜劇
8月3日〜9月15日「ダイナソー・ワールド・ライブ」ファミリーで楽しめる昼間のショー
8月14日〜9月9日「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」モンスター植物が大暴れするB級ホラーのミュージカル

2018年9月15日(土)まで
Regent’s Park Open Air Theatre
https://openairtheatre.com

当ゲストハウスからも徒歩約12分ととても近いので、昼間にお出かけになり、一旦ゲストハウスに戻ってから劇場に向かうこともできます。


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

おすすめミュージカル「Kinky Boots(キンキー・ブーツ)」

遅ればせながら、ミュージカル「キンキーブーツ」を見てきました。

2013年にブロードウエィでミュージカルとして上演され、この作詞・作曲を手掛けたのがあのシンディー・ローパーなんだそうですね。

キンキーブーツ

劇場がたくさん集まるストランドにあるアデルフィ・シアターで上演中

このミュージカルは2005年のイギリス・アメリカ合作の映画を基にしたもので、さらにその映画のストーリーの原点は、1999年BBC2のドキュメンタリー。閉鎖寸前の小さな家族経営の靴工場、W.J. Brooks 社のスティーブ・ペイトマンが個性的な靴のブランドで会社を立て直す話からヒントを得たものなんだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/キンキーブーツ

物語のあらすじは、イングランド中東部の街、ノーサンプトンにある靴の製造工場「プライス&サン社」の跡取り息子のチャーリー・プライスが主人公。チャーリーは父亡き後、経営不振で倒産寸前の靴工場を継ぐことになります。ひょんなことから出会ったキャバレー歌手でドラァグ・クイーンのローラと共に、工場の労働者や婚約者のニコラとも、ぶつかり合いながらも信頼を築き、会社を立て直していく物語です。

最初はどんなミュージカルなのかな、と静かに見始めたのですが、どんどん楽しくなっていくのでいつのまにか身を乗り出していました。このローラ役の男優さんがとても歌も踊りもうまく、とくにスローテンポの「Not my son」という歌のときには「うーん、本当にうまい!」と久々に唸りました。

後で調べたら、このマット・ヘンリー(Matt Henry)さん、イギリスの音楽オーディション番組「The Voice」の勝ち抜き者の一人で、「ライオン・キング」、「ミス・サイゴン」などの出演経験を持つ人でした。どうりでうまいわけですね。

詳しくは、「キンキーブーツ」UKオフィシャル・ウェブサイトでどうぞ
www.kinkybootsthemusical.co.uk/

Kinky Boots

カラフルな衣装も見どころのひとつ

一緒に行ったミュージカル・マニアの友人も「ひさびさに歌唱力の平均レベルが高いのを見た」とコメントしていました。

特に、工場のチャーリーに恋心を抱く女性従業員が歌う「History of Wrong Guys」もとてもコミカル、シンディー・ローパーらしさが出ていて、とても楽める曲でした。

テンポもよく、コミカルで笑いも多く、パワフル、そして衣装はとてもカラフル、とにかく元気が出るミュージカルです。帰り際に観客のあちこちから「よかったわね」「私これ大好き、とっても気に入ったわ!」というような声が聞こえてました。

若者からご年配の方まで、年齢層もかなり幅広く楽しめる、久々に皆さんにオススメできる圧巻のミュージカルでした。「マンマ・ミーア!」のノリが好きな方にも楽しんでいただけると思います。

ミュージカルのチケットは当ゲストハウスの親会社であるゲンダイ・トラベルにて手配できますので、ご興味おありの方は是非お気軽に日本語でお問い合わせください。

ゲンダイ・トラベル
https://www.gendai.co.uk/tours/theatre-tickets.html


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ウエストエンドの人気ミュージカル「ブック・オブ・モルモン The Book Of Mormon」

ロンドンば観劇やコンサートなどが好きな方にも魅力いっぱいの街です。

先日、久しぶりにミュージカルへ行ったのですが、これがかなり楽しめたのでご報告します。ブロードウェイのミュージカルがお好きな方ならすでにご存知とは思いますが、まだご覧になっていない方にはオススメです!

まずタイトルからして「え?これってどんなミュージカルなの?モルモンって宗教だし…」という第一印象かもしれません。「The Book Of Mormon」とはズバリ、「モルモン教の経典」という意味です。

The Book Of Mormon

人気の抱腹絶倒モルモン教ミュージカル「The Book Of Mormon」

モルモン教といえばアメリカ合衆国ユタ州のソルトレイクシティーを拠点とする、キリスト教の新興宗教的なものとして知られています。クリーンカットのヘアスタイル、白のワイシャツに黒ネクタイの「かちっと真面目」な彼らのイメージを、思いっきり笑いとばしてしまったこのプロダクションチームは、どうもあのアニメの「サウスパーク」の人たちのようです。

あらすじは、夢見る優等生のモルモン教主人公ケビンが宣教師として海外布教活動に2人一組で一緒になった相方はいつも脱線気味のアーノルド。凸凹コンビの布教活動の行き先は、夢と憧れとは程遠いアフリカのウガンダ。

自分の夢と理想を現地の人たちに訴え続けるがうまくいかないケビンとは裏腹に、いい加減なでっち上げの話でなぜか信者を増やす劣等生のアーノルド。ケビンは葛藤を続けながら、最後にはいい加減ではありながらも文化も習慣も異なる現地の人たちを別な形で柔軟に融合させるアーノルドのやり方に感心するようになります。最後はウガンダの人たちが改心し、布教活動のため人々の家を訪問し始めます。しかし、その手にある本はモルモン経典の原本ではなく、「アーノルド経典」になっている…!というようなお話になっています。

冒頭からいきなり笑わせて観客を引き寄せ、その後はテンポの良い歌とセリフで、時間を忘れさせるくらい笑わせ続けます。ショーの第1幕が「え?!もうインターバル?」とびっくりしてしまうほど早く感じます。

英語がちょっと不得意、あるいはカルチャー的なことにあまり詳しくないと思われる方は、ある程度あらすじを知ってからお出かけになれば大丈夫。いずれにせよ、歌とダンスだけでも十分にエンジョイできるとは思います。

抱腹絶倒!とにかく明るい、笑いで最初から最後までスピード感がすごい!そしてミュージカルとして歌も親しみやすく、覚えやすく、テンポのある歌詞とメロディーです。気づけば帰り道にずっと口ずさんでいました。

チケットがなかなか安くならない、手に入りにくい、などと言われているようですが、ご興味があれば一度ご覧になって見てください。

*Fワードや、人種やカルチャーのブラックジョーク、下ネタもかなり多いので万人受けするものではないですし、もちろん小さなお子様には不向きですので、ご注意ください!!

The Book Of Mormon
Prince of Wales Theatre
31 Coventry Street London W1D 6AS
最寄り駅:地下鉄ピカデリー・サーカス駅から徒歩3分
http://www.princeofwalestheatre.co.uk


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

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