ヴァージニア・ウォーターへ行ってきました

お天気の良い週末、ウインザー・グレート・パーク(Windsor Great Park)の南端にある、森林に囲まれた美しい湖「ヴァージニア・ウォーター」に行ってきました。

美しい湖

美しい湖

地図でご覧になるとわかりますが、ウインザー城のあるウィンザーの街からは離れていますが、Crown Estateと呼ばれる王室管理局所有の広大な公園、ウインザー・グレート・パークと、その敷地内にある見事なお庭、サヴィル・ガーデン(The Sallive Garden 入場有料)に隣接しています。

ヴァージニア・ウォーターは入場料無料です。ここは観光地ではないため、観光客にはあまり馴染みがありませんが、地元の人々の憩いの場で、森に囲まれ、自然を満喫できる素敵な散歩道です。

ヴァージニア・ウォーター

ヴァージニア・ウォーター

調べてみると、このヴァージニア・ウォーターはおよそ17世紀から存在していたそうです。

第二次世界大戦中、湖は軍事攻撃の目印とならないよう、水を抜かれたこともあったそうです。現在の湖の周囲は7.2キロメートル、半分は舗装されており、残りの半分は舗装なしの”自然”の道です。

ヴァージニア・ウォーター

自然の散歩道

また、この場所はハリー・ポッターの映画「アズカバンの囚人」、「炎のゴブレット」の撮影にも使われたそうで、ハリー・ポッター・ファンの方ならばどのシーンのことかわかるかもしれません。おもな撮影地はスコットランドだったそうですが、スコットランドではあまりにブヨ(ミッジズ Midges)が多かったため、こちらが変わりに一部撮影現場として使用されたそうです。

大きな森林に囲まれて木陰が多いため、家族連れのピクニック、犬の散歩、お昼寝をする人たちがたくさんいました。季節によっては、さまざまな種類の花が見事に咲き乱れているそうです。

また途中には、ジョージ4世に贈呈されたというローマ時代の遺跡もありました。

ローマ時代の遺跡

ローマ時代の遺跡

橋

木漏れ日を浴びながら散歩しているとロンドンの喧騒を忘れます。木々の間から湖をながめると「ここは湖水地方?」とちょっと思ってしまいます。わんちゃんたちも大はしゃぎです。何度でも飼い主の投げるボールを取りに、ドボンと水に入っては嬉しそうに泳いていました。

湖に飛び込む犬

湖に飛び込む犬

ちょうど、野鳥たちの雛が元気におおきくなりはじめている頃で、白鳥の親子も泳いでいるのをみかけました。かわいいですね。

白鳥の親子

白鳥の親子

とにかく広いので、多くの訪問者で混み合っている日曜日の昼間であっても、静かな場所はいくらでもあります。本を読んだり、昼寝をしたり、お弁当を広げてみたり、と楽しみ方はさまざまです。

ヴィジター・センターの入り口付近にはカフェレストラン、そのとなりにお手洗がありました。

ヴァージニア・ウォーターへの入り口

ヴァージニア・ウォーターへの入り口

ヴィジター・センター

ヴィジター・センター

当ゲストハウスからの行き方は、まず地下鉄でLondon Waterloo駅へ行き、そこからSouth West TrainのReading行きでVirginia Water 駅下車。駅からはタクシーで約5〜10分です。現地にタクシーは止まっていないため、帰りは電話してきてもらうか、行きのタクシーにお願いしましょう。

ヴァージニア・ウォーター Virginia Water
http://www.windsorgreatpark.co.uk/en/experiences/virginia-water


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ハムステッド・ヒースにあるケンウッド・ハウスに行ってきました

お天気がまずまずだった先週末、久しぶりにハムステット・ヒースにある「ケンウッド・ハウス」へ行ってきました。ハムステッド・ヒースの北部にある真っ白なお屋敷です。いかにも英国貴族のお屋敷といった風情、品格の漂う美しい建物です。「ノッティングヒルの恋人」をはじめとした多くの映画やドラマの撮影地にもなっています。

ケンウッド・ハウス

丘の上のお屋敷

ケンウッド・ハウス

ハムステッド・ヒースにある白亜のお屋敷、ケンウッド・ハウス

なんといっても素晴らしいのは、お屋敷正面から見る景色です。

このお屋敷の歴史は17世紀に遡ります。

まず、初代マンスフィールド伯爵が土地を購入、その後18世紀半ば、伯爵の依頼により、当時、人気建築家であったロバート・アダムスが建築したものだそうです。しかしながら、その後20世紀に導入された相続税のために第6代伯爵が屋敷や敷地の一部を売却することとなり、その際に多くの家具家財が売りにだされ、ケンウッドの敷地も存続の危機にさらされました。

そんな中、1925年にギネスビール社の初代会長であるエドワード・セシル・ギネス(アイビー伯爵)が、屋敷と残されていた敷地を購入しました。多くの絵画コレクションを所持していた伯爵は、そのための屋敷を購入したようでした。彼の死後、ケンウッド・ハウスは国へ寄贈され、現在は歴史的建造物を保護する「イングリッシュ・ヘリテージ(English Heritage)」という機関が管理しています。

芝生に寝転びたい気持ちを我慢しつつ、さっそく館内に入ります。

入場は無料。

入り口は南正面の裏手にあります。中へ入ると、その日はボランティアのガイドさんと思われる人たちがバッチを首から提げて、迎えてくれました。英語ではありますが、質問があれば、いろいろと教えてくれるようです。

こじんまりとしたお屋敷ですが、館内には、レンブラントやフェルメール、コンスタブル、ゲインスバラ、ターナーなどの著名画家の絵画のコレクションがあり、とても見応えがあります。

ケンウッド・ハウス

ケンウッド・ハウスの内部

コンスタブル

英国を代表する画家、ジョン・コンスタブル(1776 – 1837)による風景画

図書室が素晴らしく、天井も素敵です。こんな場所で美しい庭を眺めながら本を読むなんて贅沢ですね。

図書室

図書室

図書室の天井

図書室の天井

小さなギフトショップと建物の隣にはカフェもあります。

カフェ

カフェ

季節のよいときに訪れたら、ちょっと足を伸ばして、広大なハムステット・ヒース内を散歩したり、ハイゲート・ハイストリートを散策したりすることもできます。

ハムステッド・ヒース

ハムステッド・ヒース

晴れた日は、美味しい食べ物を買い込んで、敷物を敷いてピクニックを楽しむのもいいですね。
皆様も機会があれば、是非訪れてみてください。

Kenwood House
Hampstead Lane, Hampstead, NW3 7JR
http://www.english-heritage.org.uk/visit/places/kenwood/

当ゲストハウスからは、バス134でArchway駅まで行き、駅の反対側(Junction Road)のバス停からバス210に乗り換えて約10〜15分、Highgate High Streetをしばらく先へ進んで、「Compton Avenue」で下車、公園の入り口から入って徒歩約5分程度です。
または、地下鉄ノーザン・ライン北方面(Edgeware行き)でGolders Green駅下車、駅前からバス210で行くこともできます。

(バスは、乗車1時間以内の乗り換えであれば、運賃はオイスターカードから1回分しか差し引かれません。詳しくは バスの乗り換えについて)


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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