イギリス英語について

多少英語に自信のある日本人の方でも、イギリスに来ると英語が分かりにくいという方が結構いらっしゃいます。

以前、ゲストハウスへご宿泊されたお客様で、日本では日頃から仕事でも英語を使用しているのに、イギリスへ来たら英語がちっとも耳に入ってこないと嘆いていらっしゃる方がいらっしゃいました。

しかし、それ程落胆したり、自信をなくす必要は全くないのです。

何故ならば、イギリス英語はかなり奥が深く、スタンダードとは言い難いからです。

まず、私達日本人が日本で習う英語はアメリカ英語です。発音、スペリング、単語もちがうものがたくさんあります。ですので、日本人はあまりイギリス英語には慣れていないので、余程イギリスに精通している方でない限り、イギリス英語の発音はとても聞きにくく感じるものです。

English

発音が聞きにくいのにはまだ理由があります。

イギリスはご存知のように階級社会です。階級によって喋る英語もすごく違ってきます。「Queen’s English」と言うくらいで、上流階級の人たちが喋る英語が聞きやすいかと思いがちでしょうが、決してそうでもなく、女王をはじめ、王室のメンバーが喋っている言葉はなんだかモゴモゴした感じで、あまり耳にすんなり入って来ません。

労働者階級になるとスラングなどが多く、これまた???です。
そして、それにプラス、地方のアクセントと方言で、ますますイギリス英語は複雑難解です。

どこの国にも方言は存在しますが、アクセントにも地方独特のものがあります。スコットランド、アイルランドもそうですし、東ロンドンはコックニー(Cockney)、イングランドの北ニューキャッスルはジョーディー(Geordie)、リバプールはスカウス(Scouse)と呼び名がついているくらい独特のアクセントで、あまり分かりにくいとテレビ番組で字幕が出ることもあったりします。

まだイギリスへお越しになったことのない方は、イギリスは白人社会だと思いがちでしょうが、実はロンドンを始め、地方都市にも結構な割合で、移民の人たちが多く住み着いております。そういう移民の人達の英語も皆お国訛りの英語ですから、私達には聞きにくいと思います。

上記の階級、地方差などをなくしたスタンダードな英語のアクセントは俗にRP(Received Pronunciation)と呼ばれ、BBCで聞く英語ですが、実際にはこのRPで喋っている人は2%しかいないとのことですから、道理ですんなりと英語が耳に入ってこないわけですね。

しかし、ご心配なく。英語が多少わかっても、全く分からなくても、ロンドンは観光客にはとても優しい街ですから、みんな辛抱強く聞いてくれますし、助けてもくれますので。

ただ、せっかくロンドンに来たのだから、イギリスならではの英語をしっかり勉強したいという方には、ゲストハウスと同じ系列で、ゲストハウスからもさほど遠くない、ブルームズベリー・インターナショナルという英語学校をおすすめします。ぜひご検討ください。テレビやラジオから流れてくる英語がすっと聴き取れるようになりますよ。

Bloomsbury International
6-7 Southampton Place London WC1A 2DB
https://www.bloomsbury-international.com/ja/


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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