リージェンツ・パークの野外劇場

ロンドンの夏の風物詩、リージェンツ・パークの野外劇場がオープンしています。
今年は、例年になく暑い日が続き、お天気の心配があまりないので、野外で行われるイベントには最適の年ですね。

この野外劇場リージェンツ・パーク・オープン・エア・シアター(Regent’s Park Open Air Theatre)は、同公園のインナー・サークル内にあり、チェスター・ロードから入ると、有名なバラ園「クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン」を越えて、トリトンの噴水の近くです。

クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン

クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン

オープンエア・シアター

劇場の入り口。ボックス・オフィスもここにあります。

中に入ると、屋根つきのダイニング・エリアがあり、もう少し奥にいくとガーデンとグリルのお店があります。ここでバーガーでもほおばりながら、開演を待ちます。(混雑を避けるために、食事もウェブから予約もできるそう)

また、イギリスのお天気はいつ急変するかわからないので、カーディガンやジャケットなどを持参することをおすすめしますが、劇場内にもブランケット(15ポンド)も売っていますので、もし忘れたとしても大丈夫です。

オープンエア・シアター

入ってすぐのダイニング・エリア

オープンエア・シアター

なかなかおいしいバーガー&チップス(£9.95 )。ベジタリアン用のフードもあり

ゆっくりと暮れていく空、セリフの合間に聞こえる鳥のさえずり、屋内の観劇とはまたひと味ちがいます。いつの間にか空気もひんやりしてきて、終わる頃にはすっかり暗くなっていることに気づき、とても贅沢な時間を過ごしたなあと満たされた気分になります。

オープンエア・シアター

6月に行われた「ピーター・パン」の開演前の様子(上演中は撮影禁止です)

オープンエア・シアター

いつの間にかあたりは真っ暗

チケットは、劇場のボックス・オフィスに直接出向くか、オンラインで購入もできます。演目により異なりますが、£16.50〜59.00(1ポンド=148円として約2400〜8800円)。小さなシアターで勾配も急なので、どこからでも見えやすいと思います。当日券もあるので、思い立ったら行ってみるのも良いかもしれません。

今年の残る演目は以下のとおりです。
7月28日まで「お気に召すまま」英国が誇る劇作家シェイクスピアの喜劇
8月3日〜9月15日「ダイナソー・ワールド・ライブ」ファミリーで楽しめる昼間のショー
8月14日〜9月9日「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」モンスター植物が大暴れするB級ホラーのミュージカル

2018年9月15日(土)まで
Regent’s Park Open Air Theatre
https://openairtheatre.com

当ゲストハウスからも徒歩約12分ととても近いので、昼間にお出かけになり、一旦ゲストハウスに戻ってから劇場に向かうこともできます。


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

エリザベス女王の公式誕生日をお祝いする「トゥルーピング・ザ・カラー」の楽しみ方

イギリスの王室ではロイヤルベビーの3人目のルイ王子が4月23日に誕生し、今月5月19日にはハリー王子とメーガンさんの結婚式がウィンザーで行われるなど、おめでたい話題がつきません。

6月9日には、女王陛下の公式誕生日の恒例行事であるパレード「Trooping the Colour(トゥルーピング・ザ・カラー)」が、ロンドンの官庁街ホワイトホールの裏手にあるホースガーズ・パレードで行われます。エリザベス女王の本当の誕生日は4月21日ですが、18世紀のジョージ2世の頃から国王と女王の公式の誕生日とそれに伴う行事は、お天気の安定している夏(6月の第2土曜日)に行うことになったとのこと。

Trooping the Colour

日本の皆様にもお馴染みの赤い制服に黒い帽子の近衛兵1400人や、200頭の馬に乗った騎馬兵が400人の音楽隊と共に、女王の前でパレードするというもので、その様子は毎年テレビでも中継されます。ご興味のある方は、ウェブサイトでチケットを購入(または抽選に応募・当選)して、特設会場でご覧いただけます。(今年はすでに完売)

しかし、チケットがなくて、会場に入れなくても楽しむ方法があります。パレードが、バッキンガム宮殿からホースガーズの敷地へ行くまでの間、The Mall(ザ・マル)という通りから、簡単に見ることができます。早めに行って場所取りをすると、まっすぐ伸びた通りに近衛兵が一定の間隔で立っていることに気がつくと思います。上級のオフィサーがやってきては、立っている近衛兵の間隔が一定の幅になるよう大きなコンパスを使って測っているところも見られたりして、笑ってしまいます。

The Mall

ザ・マル。突き当たりがバッキンガム宮殿

パレード自体は、バッキンガム宮殿の衛兵交代式をもっと大規模に豪華にした感じのものですが、格式や伝統を重んじるイギリスらしさを味わうにはうってつけのページェントです。女王をはじめ王室のメンバーの姿も垣間見ることができますので、イギリス王室を身近に感じることができます。

ホースガーズに向かうパレードが通り過ぎるとしばらくは戻って来ませんが、場所を変えて、バッキンガム宮殿の門近くに場所を変えて帰りを待って見てください。

行事を終えて宮殿へ戻った女王陛下が王室メンバーと共に、バッキンガム宮殿のバルコニーにお出ましになり、ロイヤル・エアフォース(イギリス空軍)の飛行連隊がバッキンガム宮殿の上空を通過するフライパスト(Flypast)を眺めます。

さまざまな軍用機が上空を通過するのですが、最後を締めくくるのはレッドアローズという名の9機で、色のついた煙幕を出して通過するのはとても見事で見応えがあります。

また当日に見れない方でも、1週間前と2週間前(5月26日と6月2日)に予行練習のためのパレードがあるらしいので、王室メンバーやフライパストはありませんが、ちょっとだけ雰囲気を味わうのには、狙い目かもしれません。

http://www.householddivision.org.uk/trooping-the-colour-overview

日時:6月9日(土)パレード:10時〜、フライパスト:13時


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

日帰りで楽しめる、中世の館「ハットフィールド・ハウス」

ロンドン市内から電車で約1時間弱、日帰り旅行にぴったりの「ハットフィールド・ハウス(Hatfield House)」をご紹介します。

ハットフィールド・ハウスは、イングランドの歴史的・文化的建物や施設を保護する団体、イングリッシュ・ヘリテージ(English Heritage)の管理下にあります。

15世紀後半にビショップ(位の高い聖職者)のために建てられたカントリー・ハウスで、その後、テューダー朝第2代のイングランド王ヘンリー8世により王室のものとなり、メアリー1世やエリザベス1世などがこの館で育ちました。そして、17世紀には貴族で政治家だったロバート・セシルがこの地を手に入れて、以後はセシル家所有となっています。

ハットフィールド・ハウス(Hatfield House)

現在、敷地内には主館と、ビショップ館がありますが、ビショップ館がもともとの建物で、イーリー大聖堂の聖職者たちの住居として建てられ、その後ヘンリー8世が別宅として使用していました。その後、この建物は一部壊されて改築されたそうです。(このビショップ館の厩や門は現在、カフェレストランとして使用されています)また主館の方は1607-1612年にロバートセシルによって新たな3階建のカントリーハウスが建てられました。この建物はジェームス1世様式建物としてはイングランドで5本の指に入る貴重なものだそうです。

最寄り駅のハットフィールド駅を出ると入り口門はすぐ目の前です。入場券を購入し、敷地内の地図がありますので、ここで入手します。

ハットフィールド公園はハウスの敷地と庭園を含めて約7500㎡、公園内にウォーキング・ルートもありますが、かなり広いので、徒歩でまわるのはちょっと無理かもしれません。とりあえずハウスへ向かいます。

お天気が良い日で、途中ジョギングをする人や、ピクニックをしている家族を沢山みかけました。

主館へ入ると、ガイドさんが迎えてくれました。質問すると詳しく説明してくれるガイドさんが各所にいらっしゃいます。

ハットフィールド・ハウス

メインの館

エリザベス1世の1枚の絵画を見つけました。エリザベス1世が虹を手にしている有名な肖像画「虹の肖像(The Rainbow Portrait)」です。この絵にはいろんな意味が込められているそうです。

エリザベス1世

左)『虹の肖像』虹を手にしたエリザベス1世の肖像画(The Rainbow Porait, c. 1600–02, attrib. Marcus Gheeraerts the Younger)右)The Ermine Portrait, William Segar, 1585. Elizabeth as Pax.

ガイドさんにこの意味を聞いてみたところ、 虹は創世記に平和の象徴、神と人間の契約の証とされ、ひとつには彼女が国家に平和をもたらす、また、もうひとつの意味は、ラテン語に「太陽無くして虹は無し(non sine sole iris)」という言葉があり、「太陽=エリザベス女王」であり、この虹がくっきり描かれていないのは、そのためではないかと言われているそうです。

さらに面白いのは、エリザベス女王の服の腕の部分の刺繍が蛇の姿が描かれていたり、ドレスの模様に目や耳が描かれていたりと、キリスト教的な象徴が散りばめられています。

蛇や目と耳は女王の叡智、賢明さを示しているのだそうです。

「この絵が描かれた時のエリザベスは何歳だったと思いますか?」とガイドさんに聞かれ、エリザベス1世は年を取っても若くシワのない肖像画に仕上げさせる話は有名でしたが、検討もつきませんでした。答えばなんと67歳!だったそうです。

館内には、図書室、チャペル、ドローイングルーム、ダイニングルーム、ベッドルーム、鎧などが並ぶ回廊、召使たちが食事を作るキッチンなど、こじんまりとはしていますが、見ごたえがあります。

ハットフィールド・ハウス

左)The Marble Hall 右)The Long Gallery

ハットフィールド・ハウス

重厚な雰囲気の図書室と絵画がたくさん飾られたドローイング・ルーム

ハットフィールド・ハウス

チャペルとキッチン

手紙

エリザベス1世の手紙

旧館のかつての厩が現在、モダンで明るく開放的な広々したカフェやギフトショップ、お手洗いなどになっています。

かつての厩

かつての厩は、カフェやショップなどになっています

敷地内のお庭も見事です。季節によって、チューリップ、水仙、カモミール、ハーブガーデン、バラなどが楽しめます。

庭

きれいに手入れされた庭

ハットフィールド・ハウス

噴水もあります

日差しを避けながら庭の周りを歩ける緑のトンネルのようなわき道もありました。その傍らにはエリザベス1世と家来たちの彫刻もあります。

緑のトンネル

緑のトンネル

ハットフィールド・ハウス

エリザベス1世と家臣たちの彫刻

イギリスの歴史に思いをはせながら、館内と庭を見学しながら、ゆったりした時間を過ごすことができるおすすめの日帰り旅行です。

ハットフィールド・ハウスへの行き方ですが、当ゲストハウスからも近いキングスクロス駅から、最寄駅のハットフィールド駅まで電車で約40分、駅の目の前、と大変便利です。(週末は特に電車の運行状況を確認してからお出かけください)

ハットフィールド駅

ハットフィールド駅

施設や季節によって開館日・時間が違いますので、お出かけ前にウェブサイトでご確認ください。

ハットフィールド・ハウス
Hatfield House

Opening Times & Prices

電車の時間はナショナル・レイルのサイトでチェック
http://www.nationalrail.co.uk/


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

グリニッジ散策 – 歴史ある河港都市

ロンドンの南東部に位置し中心部からは少し離れているので、ちょっとした遠足気分になるグリニッジ。18世紀に貿易港として繁栄した歴史ある河港都市で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。その名残で今でも街のいたるところに船や水、そして7つの海を制するのに必要だった天文学に関するモチーフを見ることが出来ます。

興味深い史跡、ミュージアム、マーケットもあり、観光も買い物も充実した1日を過ごせること間違いなし!数え切れないたくさんの見所がありますので、おもな観光スポットを紹介していきます。

カティ・サーク号 Cutty Sark
http://www.rmg.co.uk/cutty-sark

駅を出て、広場に行くと目に入るのがまずはこちらの帆船、19世紀に中国からイギリスまで紅茶を運んだカティ・サーク号。焼失などのいろいろな歴史を辿って、現在は内部が博物館(有料)とショップになっています。紅茶やカティ・サークに関するおみやげがいっぱい。

カティーサーク号

ティークリッパー「カティーサーク」

トワイニングの紅茶

カティー・サーク号がデザインされたトワイニングの紅茶

国立海洋博物館 National Maritime Museum
http://www.rmg.co.uk/national-maritime-museum

船に関する展示がたくさん。おもしろい船首のコレクションや、2階の「Great Map」は床いっぱいに巨大な世界地図が描かれており、自由に駆け回る子どもたちや、学校の課外授業の生徒グループも見かけます。入場無料。

National Maritime Museum

国立海洋博物館(National Maritime Museum)

Figure Head

船首のフィギュアヘッドいろいろ

また、この博物館には、1822-24年に英国人画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーによって描かれた 「トラファルガーの戦い」 を飾った特別室もあります。

こちらのミュージアム・ショップも充実。

旧王立海軍学校 Old Royal Naval College
https://www.ornc.org

セントポール大聖堂を手がけたクリストファー・レンの建築デザイン。2つのドームが特徴的です。テムズ川の向こう岸にはビジネス街カナリーウォーフの高層ビルが見えます。

旧王立海軍学校

クリストファー・レンがデザインしたツインドームが特徴的

写真向かって左が、「ペインティッド・ホール(The Painted Hall)」、右が礼拝堂(Chapel)になっています。

礼拝堂

ネオ・クラシカルな装飾が美しい礼拝堂

かつて食堂やバンケットルームとして使われた豪華な天井画と壁画が有名な、ペインティッド・ホールは、現在修復中ですが、作業用の足場に登って天井画を間近に見る天井ツアー(有料)も開催されていますので、もしチャンスがあれば参加してみてください。他ではなかなか出来ない体験です。 https://www.ornc.org/history-of-the-painted-hall

The Painted Hall

天井ツアー

クイーンズ・ハウス Queen’s House
http://www.rmg.co.uk/queens-house

国立海洋博物館のお隣にあるのが、修復後、昨年リニューアル・オープンしたクイーンズ・ハウス。1638年に完成したクイーンズ・ハウスは、おもに王家の別荘として使われていました。

Queen's House

クイーンズ・ハウスは国立海洋博物館のとなり

王や女王の肖像画の他、天文時計や航海に使われた食器類など展示物もたくさん。「チューリップ階段(Tulip Stairs)」と呼ばれるらせん階段がとても美しいです。入場無料。

チューリップ階段

チューリップ階段と名付けられていますが、実際はフランスから嫁いだヘンリエッタ・マリアのためのフランス王家の花であるユリの花ではないかと言われています

グリニッジ・マーケット Greenwich Market
http://www.greenwichmarketlondon.com

毎日朝10時〜午後5時までオープン。世界各国のストリートフード、スイーツ、アクセサリー、クラフト、雑貨などが軒を連ねます。

Greenwich Market

グリニッジ・マーケット

ラーメンバーガー

ラーメン・バーガー!

グリニッジ天文台 Royal Observatory
http://www.rmg.co.uk/royal-observatory

1675年にイングランド国王チャールズ2世が設立した王立天文台。実際には観測などは行われず、史跡、博物館として使われています。経度ゼロのグリニッジ子午線をまたいで記念写真を撮るの人々で賑わっています。

グリニッジ天文台

グリニッジ天文台

24時間時計

世界標準時を表示する24時間時計

グリニッジ・パーク
https://www.royalparks.org.uk/parks/greenwich-park

お天気のよい日には、ピクニックを楽しむ人々で賑わいます。丘の上には、カフェやテニスコート、八重桜の並木、その奥には、ローズ・ガーデンの美しいアートギャラリー「レンジャーズ・ハウス(Ranger’s House)」があります。

グリニッジの丘から

グリニッジの丘からの眺め

桜並木

八重桜の並木

パブやティールームなど食べ物関連

有名なパイ&マッシュのお店「Goddards」
ウナギのパイなどロンドン庶民の昔ながらの料理が楽しめます。
22 King William Walk Greenwich, London SE10 9HU
http://www.goddardsatgreenwich.co.uk

pie & mash

1890年創業の老舗のパイ&マッシュのお店

テムズ川岸のパブ「Trafalgar Tavern」
http://www.trafalgartavern.co.uk
Park Row  London SE10 9NW

疲れた足を休め、テムズ川を眺めながら一杯やるのもいいですね。フィッシュ&チップス、バンガーズ&マッシュなどのパブ飯もあります。

パブ「トラファルガー」

テムズ川岸のパブ「トラファルガー」

パブ

テムズ川を眺めながら一杯。ローストものやフィッシュ&チップスなど食事も出来ます

クリームティーでひと休み「Peter de Wit’s Café」
21 Greenwich Church St, London SE10 9BJ
http://www.peterdewitscafe.co.uk

お茶の時間

スコーンとキャロットケーキ

スタバ

グリニッジのスタバには、船のハンドル「舵輪」が飾られています

グリニッジの水

グリニッジのラベルのついたミネラルウォーター。ただし中身はデヴォンの水だそうです


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

イギリスの国立図書館、大英図書館(The British Library)

今回は、荘厳なネオ・ゴシック建築のセント・パンクラス駅のとなりにあるイギリスの国立図書館、大英図書館(ブリティッシュ・ライブラリ)を紹介します。

当ゲストハウスからも近く、バスや地下鉄で1本、歩いても20分くらいです。

大英図書館からみたセント・パンクラス

大英図書館の前庭から見たセント・パンクラス

大英図書館

Euston Road 大通りに面した入り口

ブリティッシュ・ライブラリ

アリスとチェシャ猫が描かれたBritish Libraryの看板

元は1753年に設立された大英博物館図書部が、1973年にロンドンにある他の国立図書館とともに組織的に統合、大英図書館が設立されたということです。そして1998年に現在の建物に移転しました。

ブリティッシュ・ライブラリ

British LIBRARYの文字がデザインされた門

もちろん図書館の閲覧室、カンファレンス・ルームなどの他、ギャラリー、カフェ、レストラン、ショップなどがあり、複合文化施設として多くの人々が訪れています。

この建物に入って最初に圧倒されるのが、高い天井までビッシリ本の詰まった国王ジョージ3世の私設文庫「The King’s Library Tower」。おも15世紀半ばから19世紀初頭に英国、ヨーロッパ、北米で印刷された65,000冊の本と19,000のパンフレットだそうです。

書架

高い天井まである書架は圧巻!

大英図書館のエントランス

大英図書館のエントランスホール

大英図書館のカフェ

カフェやレストランも広々

ぜひ見ていただきたいのは「Treasures of the British Library」、サー・ジョン・リトブラット・ギャラリー。世界中から集められたとても貴重な本、文書、楽譜、手紙などが展示され、ギャラリー内の温度、湿度、明るさも厳密にコントロールされています。

大英図書館の宝

Treasures of the British Library 大英図書館の宝

ここに所蔵されているのはマグナ・カルタ、グーテンベルクの聖書、ヘンデルの楽譜、レオナルド・ダ・ヴィンチのノート、ビートルズの手書きの歌詞、日本の古地図などなど、まさに世界の「宝」!

時間を忘れて見入ってしまいます。無料です。

このほかにも、おもに有料のエキジビションが行われるグランドフロアの「PACCAR Gallery」、常設で貴重な切手やお札などのある「The Philatelic Exhibition」、「Second Floor Gallery」、またエントランスホールのスペースでは、小さいけれど興味深い展覧会が行われていますので、こちらにもぜひお立ち寄りください。

2017年10月20日からは、「ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher’s Stone)」の出版から20周年を記念し「Harry Potter: A History of Magic」というエキシビションが行われる予定です。ファンの方はぜひこの機会にロンドン旅行はいかがでしょうか?

エキシビションの予定はこちらです。
http://www.bl.uk/whats-on

ヴィクトリア時代

ヴィクトリア時代に人気を博した巡業の興行師に関する展示

ミュージアム・ショップもなかなか充実です。とくにシェイクスピアや「不思議の国のアリス」に関するグッズは種類も豊富、おみやげにもよさそうです。

シェイクスピアのグッズ

シェイクスピアの着せ替えやエッグスタンドなどユーモアあふれるグッズ

クリスマス、イースターなどを除き毎日オープンしていますが、各セクションにより開館時間が変わりますので、詳細はウェブサイトでご確認ください。

The British Library
96 Euston Road, London NW1 2DB
http://www.bl.uk

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1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

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ロンドンを一望できる天空の庭!入場無料のスカイ・ガーデン

ロンドンを一望できるスポットは、ロンドン・アイ、シャードなどありますが、今回は無料で入場できる「スカイ・ガーデン(Sky Garden)」を紹介します。ロンドンの金融街、シティと呼ばれるエリアにある37階建てオフィスビルの36階にあります。

夕焼けを見ようと日没時間を狙いました。
まずは公式サイトから訪問日時の予約を入れます。ちゃんと日の出と日の入り時刻が表示されています。
https://skygarden.london

メールで予約完了の連絡が来ますので、プリントアウトして持参するか、スマートフォンの中に入れてすぐに見せられるようにしておきましょう。

スカイ・ガーデン

入り口です

入場にはパスポート、またはそれに準ずる写真入りのIDが必要です。ビル入り口にてセキュリティ・チェックを通過し、スカイ・ガーデンまで直通のエレベーターで上がります。

太陽光がさんさんと差し込む空間に、たくさんの木や草花が植えてあり、まさにスカイ・ガーデン、天空の庭園のようです。

スカイ・ガーデン

巨大な温室のよう

スカイ・ガーデン

たくさんの草花

スカイ・ガーデン

バルコニーからも景色が楽しめます

テムズ川、タワーブリッジ

テムズ川にかかるタワー・ブリッジ、ロンドン市庁舎、巡洋艦ベルファストも見えます

レストラン、バー、カフェもありますので食事もできます。レストランの予約があれば、スカイガーデンへの予約は要らないということです。

美しい夕焼けです。

ロンドンの夕焼け

お天気のいい日は夕焼けもきれいです

スカイ・ガーデン

左にシャードが見えます

日が沈んでしまった後には、夜景が楽しめます。

クリスマス前だったのでクリスマスツリーも飾られ、夜はロマンチックな雰囲気です。

ロンドンの夜景

クリスマスツリー

ロンドンの夜景

シャードとロンドン・ブリッジ

ロンドンの夜景

シティの高層ビル群。右から通称「ガーキン」と「チーズグレイター」と「ナットウエストタワー」

ちょっと視点を変えて、高いところから眺めるロンドンもステキですよ。

1 Sky Garden Walk
20 Fenchurch Street, London EC3M 8AF
最寄り駅:地下鉄 Monument 駅から徒歩約5分


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1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

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ロンドンの歴史や文化を伝える、ロンドン博物館 Museum of London

今回は、ビジネス街にあり場所もわかりにくいけれど、ロンドン好きの方にはとても楽しめるロンドン博物館(ミュージアム・オブ・ロンドン)を紹介します。

まだロンドンが誕生していない紀元前45万年前から、ロンディニウムと呼ばれた時代、中世、ヴィクトリア時代から現代までの歴史や文化、出来事を、遺物、絵画、写真、動画などなど、体験型の仕掛けも交えて、子どもにもわかりやすく展示してあります。

ロンドンリピーターの方でも、まだこちらへ訪れたことのない方は是非足を運んでみてはいかがでしょう。

ミュージアム・オブ・ロンドン

ビジネス街のシティにあり、初めて行くときは少し迷ってしまうかも

ミュージアム・オブ・ロンドン

1800年代後半のロンドンの貧困についての展示も

ヴィクトリア時代

ヴィクトリア時代の通りを再現

ミュージアム・オブ・ロンドン

ヴィクトリア時代のビスケット屋さん

ミュージアム・オブ・ロンドン

1920年代のタクシーと、当時のセルフリッジズのエレベーター(右)

ミュージアム・オブ・ロンドン

1960年代のビートルズやモッズなど若者文化の展示も充実

ミュージアム・オブ・ロンドン

60年代のスウィンギング・ロンドン。BIBAというファッション・ストアがケンジントンにあったそうです

ミュージアム・オブ・ロンドン

60年代のグッズ。1964年にできたBTタワーのパンフレットもあります

ミュージアム・オブ・ロンドン

ミュージアム・ショップも充実

一部しか紹介できませんでしたが、異文化に寛容で、うまく取り入れていく国際都市ロンドンがどのように形成されていったのかがよくわかる内容で、ますますロンドンが好きになります。

資金面などの調整がうまくいけば、2021年にはスミスフィールドに移転する計画もあります。

2017年4月17日までは、1666年のロンドン大火の特別展「Fire! Fire!」(有料)が開催中。

Museum of London
150 London Wall
London EC2Y 5HN
毎日10:00-18:00(12月24〜26日は閉館)
最寄り駅:St. Paul’s、Barbican から徒歩5分
バス:4、8、 25、56、100、172、242、521
入場無料
http://www.museumoflondon.org.uk

 

*ゲンダイ・ゲストハウスのインスタグラムを始めました!ロンドンの旬を画像でお伝えします。ぜひフォローお願いいたします。
https://www.instagram.com/london_gendai_guest_house/


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イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

テート・モダン、新館オープン

6月に新館がオープンしたテート・モダン。英国の美術館・博物館の中でも大英博物館、ナショナル・ギャラリー、自然史博物館に続き、第4位の最多入場者数を誇ります。(wikipedia List of most visited museums in the United Kingdom から)

絶好のロケーション、広々とした館内、入場無料(特別展を除く)で一流の現代アートを鑑賞できる、金・土は夜10時までオープンなどなど、その魅力はたくさんあります。

ミレニアム・ブリッジ

テート・モダンは、セントポール大聖堂からミレニアム・ブリッジを渡った南岸にあります

セント・ポール大聖堂から、テムズ川に架かるミレニアム・ブリッジを渡ったところにあるにテート・モダンがあります。左に行くと(方角でいうと東)シェイクスピアのグローブ座、もっと行くとバラーマーケットなどのあるロンドン・ブリッジ。右に行くと(方角でいうと西)OXOタワー、もっと行くとナショナル・シアターなどがあり、このあたりのテムズ川南岸一帯に文化施設が集まっています。

テート・モダン

煙突の右に見えるのが新館

「スイッチ・ハウス(Switch House)」と呼ばれる新館は、古い火力発電所を使った本館にマッチしながらも、存在感のある斬新なフォルムです。内部も、エッジの効いたデザインが随所に見られる巨大なアート作品といった感じですが、スペースがゆったりとしているのと、床などにも木をふんだんに使っているせいもあって、意外と落ち着く心地よい空間です。

テート・モダン新館

テートモダンのマップ

わかりやすい案内図

Lifts

エレベーター(リフト)・ホール。お子様連れ、お年寄り、障害のある方優先です

展示

草間彌生

草間彌生さんの作品「The Passing Winter 2005」は大人気

カフェ

地上階のカフェ。このほかにも小さなバーなどもあり、休む場所を探すのには苦労しません

そして、この美術館のアトラクションのひとつとなっているのは最上階にある展望ギャラリー。テムズの南岸からロンドン市内が360℃見渡せます。

Shard

尖ったガラスのようなビルはシャード

ミュージアム・ショップには、テート・モダンのオリジナルグッズをはじめ、アーティストやデザイナーとのコラボ商品、デザインの素晴らしい絵本や子ども用たくさん。おみやげも見つかりそう。

テート・モダンのショップ

ミュージアム・ショップ

左)グレイソン・ペリーのテートモダンをモチーフにしたTシャツ
右上)スペルガとのコラボ 右下)絵本「ジル&ドラゴン」のマグカップ

 

テート・モダンに関する5つの豆知識
http://www.news-digest.co.uk/news/listing/events/15203-about-tate-modern-5-bits-of-knowledge.html

Tate Modern
Bankside, London SE1 9TG
月〜木 10:00~18:00
金〜土 10:00~22:00
日 10:00~18:00
(クリスマス・年末年始はオープン時間が変更になる場合があります)
http://www.tate.org.uk/visit/tate-modern


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ロンドン地下鉄の便利なマップ

週末の24時間運行が実施され話題になったロンドン地下鉄。最近ずいぶんマシになって、急な運行停止や行き先変更は少なくなったものの、週末に整備や改装などで閉まっている駅や路線もあります。

ロンドン地下鉄

ロンドン地下鉄のマーク。年代によっていろんなデザインがあります。

ロンドン交通局も「歩いた方が早いし確実」と銘打ってウォーキング用の地図を出しています。自分たちで地下鉄は信頼できないと言っているような?気もしますが(笑)、便利そうなので紹介します。

こちらのマップは同じ線の地下鉄駅の間を歩いたときにかかる時間(分)が表示されています。

例えば、当ゲストハウスの最寄り駅「グレート・ポートランド・ストリート」から「ベイカー・ストリート」までは、徒歩約13分、「オックスフォード・サーカス」から「ピカデリー・サーカス」までは、徒歩約12分。

Walking times between stations on the same line
http://content.tfl.gov.uk/walking-tube-map.pdf

グーグルマップなどで検索すれば、徒歩での時間などもすぐにわかると思いますが、地図でロンドン全体として一目でわかるので、計画が立てやすいのではないでしょうか?

地下鉄の車内

新しい車両は、荷物置き場も広くベビーカーや車いすも安心。行き先が表示されます。

そしてこちらはロンドン中心部の主要駅間の徒歩の時間と歩数を表にしたものです。

Central London journeys that could be quicker to walk
http://content.tfl.gov.uk/walking-tube-map-journey-times.pdf

地下鉄に乗り換えがあると結構時間がかかってしまうので、歩いた方が早い場合があります。
例えば、イースト・ロンドンのトレンディ・エリア「ショーディッチ・ハイ・ストリート」には地下鉄駅はなくオーバーグラウンド駅になってしまい少々わかりにくいのですが、「リバプール・ストリート」からだと歩いて約12分。当ゲストハウスから行かれる場合にも、サークル、ハマースミス&シティ、メトロポリタンなどで、「リバプール・ストリート」+徒歩の方がおすすめです。(またはバス205番1本でも行けます)


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ウォレス・コレクション Wallace Collection

ウォレス・コレクションは15〜19世紀にかけての、特にヨーロッパの美術品の絵画、家具、武具、鎧、磁器などを25室に展示されている美術館です。

場所はオックスフォード・ストリートのデパートのセルフリッジの裏手あたりに位置し、マリルボーン・ハイストリートのすぐ近く、当ゲストハウスからも歩いて20分くらいでたどり着けます。

ウォレス・コレクション

オックスフォード・ストリートとマリルボーンの間あたり、セルフリッジズの裏手にあります

ウォレス・コレクションは1897年設立。ハートフォード・リチャード・ウォレスが父親から相続したもので、未亡人のウォレス夫人がコレクションのすべてをイギリス政府に残しました。

入場料は無料ですが、大英博物館と同じく寄付の箱(Donation Box)が入り口近くに置いてありますので、僅かでも寄付したいです。

1900年から、このハートフォード・ハウスにて一般公開され、現在もそのままの状態にあるそうですが、ここの美術品は外部持ち出し禁止で、ここでしか見られないとのこと。

ウォレス・コレクション

豪華で女性的な装飾が施された書斎(Study)。マリー・アントワネットの家具が展示されています

エントランス・ホールから、フロント・ステイト・ルーム、バック・ステイト・ルーム、ピリヤード・ルーム(かつては貴族の家には普通にビリヤードがあったため)、スモーキング・ルーム、ドローイング・ルーム、スタディ・ルームなど、それぞれのお部屋の装飾、家具調度品が素晴しく、贅沢!芸術家でなくとも、ここでじっくりいろんなもののデザインを観察してアイディアが掴めそうな気がします。

ウォレス・コレクション

オールド・マスターの絵画が展示されているファースト・フロアのグレイト・ギャラリー

絵画では、ティツィアーノ、レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどの有名画家の物もあります。

個人的に気にいっているのはフランスの15-16世紀の優雅さを感じさせるポンパドゥール侯爵夫人の肖像画です。このポンパドゥール侯爵夫人、正式名はジャンヌ・アントワネット・ポンパドゥール侯爵夫人。

20歳で裕福な出の夫の元に嫁いで身分をあげた後、1745年、夫のいない間に国王の目に止まり、ヴェルサイユ宮殿に上がったのは23歳の時。彼女は背丈も大きすぎず、小顔で整った容姿、その立ち振る舞いはとても優雅だったそうです。

しかし国王ルイ15世の愛人になるにはまだそれでも身分が低すぎたので、国王はある断絶した貴族、ポンパドゥールの領地を彼女に与え、正式に愛人としました。

彼女は宝石よりも宮殿内の建築や改装に熱中し、宮殿内の離宮、トリアノン宮殿敷地内に国王の好物であったイチゴの栽培所を設けたり、植物の温室や農地を作ったり、フランスのセーヴル陶器を世界中に輸出したり、宮廷内の劇場で芝居やオペラを上演したりと、ルイ15世のために宮殿内の改善を積極的に行いました。

また、彼女は王の政治や外交の相談役として重要な役割も果たしたそうで、オーストリア継承戦争ではオーストリア、ロシアと手を組んでプロイセンを包囲したのですが、この際の3人女性の共同作戦(オーストリアのマリア・テレジア、ロシアのエリザヴェータ女帝、ポンパドゥール夫人)は「ペチコート作戦」と呼ばれるに至ったのだそうです。

晩年は彼女は持病の偏頭痛、度重なる流産等で夫への務めを果たすことができなかったため、娼婦館(鹿の園)を建て、若い女性を住まわせて王の相手をさせました。1764年、彼女はヴェルサイユ宮殿で息をひきとりました。

彼女の肖像画はそんな背景を知りながら改めてみると彼女の優雅さ、気品、知性が感じ取れる気がします。

館内の小さなギフトショップには、この美術館のパンフレットや、このポンパドゥール侯爵夫人の絵葉書もここで売っています。パンフレットは1冊購入してしっかり勉強してまたもう一度足を運ぶとより一層楽しめます。

ポンパドゥール

ウォレス・コレクションのカタログよりポンパドゥール伯爵夫人

また、このウォレス・コレクションの中庭には、吹き抜け天井の素敵なカフェがあります。ショッピングや絵画鑑賞に疲れたら、ゲストハウスに戻られる前にゆったりとここで休憩し、軽食、お茶、デザートなどをいただくこともできます。

ウォレス・コレクションのカフェ

吹き抜けの開放的なカフェ

The Wallace Collection
Hertford House, Manchester Square, London W1U 3BN
最寄り駅:ボンド・ストリート
開館時間:毎日 10:00〜17:00
休館:12月24〜26日


ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール

職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から

イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。

1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。

イギリスへお越しになる前に、観光の事など何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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