コーニッシュ・パスティ – 気軽に試せるイギリスの食べ物
今回はスーパーなどで簡単に買えるイギリスらしい食べ物「コーニッシュ・パスティ(Cornish Pasty)」を紹介します。ご滞在の短い観光客の方にもおすすめです。
サクサクのパイ生地の中に牛ひき肉、スウィード(カブの一種)、玉ねぎ、ジャガイモが入った素朴なものですが、名前のとおり、イギリスの南西部コーンウォール地方の名物です。

牛肉、タマネギ、スウィードが入っています
今では「The Cornish Pasty Association」なる団体があり、伝統的なレシピで、なおかつコンウォールで作られたもの以外はコーニッシュ・パスティと呼んではいけないことに法で決まっているそうです。
コーニッシュ・パスティは、古くは13世紀頃にお金持ちや貴族の食べ物とされていて、中に入るお肉も牛の他にラム、鹿肉など様々だったようですが、17、8世紀に入り、地元の炭鉱夫の食べ物として一般的になったということです。その頃は庶民にはお肉は高価なものだったので、中に入る具材は主に野菜が中心だったようです。
スーパーで売っているものはそのまま冷たいままでも大丈夫ですし、オーブンか電子レンジで温めて食べると、さらにおいしくなります。これに野菜サラダでも添えれば、かなりお腹一杯になりますよ。
こちらは大手スーパー、セインズベリーズに売っているギンスターズのパスティ。£1.65。大きくてかなり食べ応えがあります。

セインズベリーズで売っているギンスターズのパスティ
こちらはスーパーのウェイトローズのもの。£2.19と少し高いですが、お肉もたっぷりでとてもおいしいくて、おすすめです。

お肉たっぷり
駅の売店でも見かけます。こちらは、リバプール駅構内のパスティ・ショップ「The Pasty Shop」。少し割高ですが、味は悪くなかったです。またトラディショナルなコーニッシュ・パスティの他、オニオン&チーズやマッシュルーム&チーズ、ヴェジタリアン用などもあります。サンドイッチに飽きた方、旅のお供に車中で食べるのにも良いですね。
味はいたってシンプルな塩コショウなので、どのメーカーでもあまりハズレはなさそうな気がします。冷たいサンドイッチに飽きたら、温かいコーニッシュ・パスティを、ぜひ一度お試しくださいね!
英国の口福を探して – コーニッシュ・パスティ Cornish Pasty
http://www.news-digest.co.uk/news/gourmet/british-food-and-sweets/14652-cornish-pasty.html
ゲンダイ・ゲストハウス 管理人プロフィール
職業:ゲストハウス住み込み管理人
出身:東京
在英歴:1994年から
イギリスには当初学生として渡英し、その後、ホテルやケータリングなどのサービス業で仕事をして今に至ります。気がつくと、もう在英20年以上となりました。
イギリスへの思い入れは中学生の頃に読んだ「嵐ヶ丘」「大いなる遺産」がきっかけでしたが、未だにイギリスには期待を裏切られておりません。
1820年に建てられた歴史ある建物で運営されているこのゲストハウスに住み込み、マルチ・カルチャーなロンドンで暮らし、日本からお越しになるお客様のお世話をさせていただく毎日の生活は、飽きることがありません。「管理人」という職を通して色々なお客様にお会いできるのは、まさにのこの仕事の醍醐味です。
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